天珠の形状

 天珠の形状は樽形、円筒形、角形、弓形および板形などがあり、大小様々でほぼ球形に近い樽形もある。目安として30〜40mm程の長さのものが一般的で、小型のものは10mm前後である。角形、弓形、板形のものはいずれも丸みを帯びているのが一般的であり、通常、紐などを通す穴があけられているが、穴のないものも見つかっている。
 曲面を持つというのは重要なことで、これは災いなどを多方面へ分散させて消すという働きを持つ(球体や円は∞角形であるといわれている。ミラーボールに光を当ててみるとよく分かると思います)。